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小説の感想とその他いろいろ(音楽、映画、壁紙...)愚考録

髪を切るということ

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「すごいですね。羨ましいくらいの毛量で」

仕事帰りに寄った床屋のおじさんは言った。いつものことだけれども、髪を切ってもらっている最中は、本当にお手数おかけして申し訳ないという気持ちでいっぱいになる。梳いても梳いても減らない僕の髪。以前はコンプレックスでもあったのだけれども、最近ではまあ多いに越したことはないか、と思うようにしている。

髪型はツーブロック。いつからか覚えていないけれど、多分結構長いこと変えていない。

「もともと毛量の多い人のための髪型ですからねー」

床屋のおじさんが僕に教えてくれた。そうか。僕は理に適った髪型をしていたのか。チョキチョキと髪を切ってもらいながらそんなことを考えていたら、なんだか軽やかな気持ちになった。

たぶん髪を切るというのはそういうことだ。