ほんといろいろ。

小説の感想とその他いろいろ(音楽、映画、壁紙...)愚考録

創造は模倣からはじまる

多分そうなんだろうと思った。というかそうであってほしかったとも言える。結果そうであったことにカタルシス。

翻訳家の柴田元幸さん責任編集の『MONKY』という文芸雑誌がある。仕事の休憩中に僕が読んでいたのは、その「vol.6」。2015.summer/fall、ということは4年ほど前か。特集は、音楽の聞こえる話。

国内外様々な作家さんの「音楽の聞こえる話」を紹介してしているのだけれども(ほとんどがこの企画のために書かれたもの)、その中の『松田青子』さんという作家さんの作品を、僕は気に入った。

音楽と記憶という、もしかしたらよくあるテーマの話ではあるのだけれども、それをちょっと不思議な着眼点から、ユーモラスに、ちょっぴり皮肉混じりに書かれていてとても面白かった。

で、まあそれはそれでいいのだけれども、僕が気になってしまったのは『松田青子』という作家名。いや、だってそうでしょう。聖を思い起こさせるでしょう、どうしても。

だから、読み終わった後に調べてしまったわけです。そうしたら、やっぱり松田聖子さんのファンで、ペンネームを『松田青子』にしたと。江戸川乱歩がエドガー・アラン・ポーから拝借したように。まあ、特にひねりはないけれども、こういうの僕は結構好きで。

『松田青子(まつだあおこ)』(本名は松田暢子)さんの小説もそのうち手にとってみるかもしれない(完全なる未読)。そんな、ちょっと気になる作家さんに出会ったよ、というお話。

おわり。