ほんといろいろ。

読書とただ日常は日記か何か

川上未映子『乳と卵』から『夏物語』へと続く物語と残業と。

残業を控え(書き終えたのはすでに残業中)、休憩しつつカレーパン(ローソン)を食べながら、それが入っていた袋に書かれた「本品に含まれているアレルゲン」の部分を読む。乳・卵・小麦・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・りんご。 お。ということで、川上未映子『乳と…

川上未映子の繊細な毒気と新作。

則本でなんとか連敗ストップ。とりあえずオールスター前に止まってよかったよかった。おかえり則本。 川上未映子の新作が出るということで、ちょっと読み返している。ガサごそと本棚を漁ると、『ヘブン』や『すべて真夜中の恋人たち』、『乳と卵』などが出て…

記憶に記録に永遠に。些細なお祝いとサカナクション

普段はほとんどお酒を飲むことはないのだけれど、今日は久々にビールを買って宿泊先のホテルで飲んでいる。 最近、妻が仕事を覚えたいということで(元保険屋事務、現自称ニート)、たまに一緒に現場に行き、ちょこちょこ教えていた。クロスの方はなかなか覚え…

老化を防ぐ方法『予定は未定で。』ライムスター

いつも仕事をしながら音楽かラジオを聴いている。今日(2019.6.30)の午前中は音楽、午後からはラジオだった。日曜日にラジオを聴くのは久々だったのだけれども、疲れも見えだした午後7時、耳に入ってきたのはライムスターのDJ JINの声。あれ?番組変わったの…

『幽霊たち』ポール・オースター

いつだったか忘れてしまったけれど、僕が初めて読んだポールオースターの小説。それが『幽霊たち』だった。 私立探偵ブルーは奇妙な依頼を受けた。変装した男ホワイトから、ブラックを見張るように、と。真向いの部屋から、ブルーは見張り続ける。だが、ブラ…

いやなに大したことじゃないのだけど

アリが大きい。 今日はどこもビジネスホテルが空いていなくて、ちょっと山奥の宿に泊まることに。仕事を終え、ナビをセットしトコトコ車を走らせる。本当にこんなところにあるんだろうかと不安になりかけたところで、灯りが見える。車を駐車し、中へ入り名前…

雨のせい

今日は仲の良いDJ(元相棒)が地元で回すということで、タイミングよく実家に滞在中(仕事の関係)だったしちょっと遊びに行こうかな、なんて思っていた。が、仕事を終え帰って一息ついたらもう終わりである。行くのが億劫になってしまった。これを歳のせいにし…

『闇の中の男』ポール・オースター

家族だろうが他人。他人だろうが家族である。 ある男が目を覚ますとそこは9・11が起きなかった21世紀のアメリカ。代わりにアメリカ本土に内戦が起きている。闇の中に現れる物語が伝える真実。祖父と孫娘の間で語られる家族の秘密──9・11を思いがけない角度か…

「iri」の歌声を聴き、言葉で踊る

言葉は音楽である。 僕は自分の声に少しコンプレックスがある。聞き取りづらい妙にくぐもった声で、自分なりに相手が聞き取りやすいようにハッキリと発声したつもりでも、聞き返されることが非常に多い。たまに、声の出し方がわからないときさえもある。笑。…

『リヴァイアサン』ポール・オースター

一人の男が道端で爆死した。製作中の爆弾が暴発し、死体は15mの範囲に散らばっていた。男が、米各地の自由の女神像を狙い続けた自由の怪人(ファントム・オブ・リバティ)であることに、私は気付いた。FBIより先だった。実は彼とは随分以前にある朗読会で…

大谷翔平と菊池雄星で夢の中を

令和になって初めてのバッティングセンターへ、妻と行ってきた。久しぶりで全然バットが振れなかったけれども、なかなか楽しかった。 そういえば、ついに今度こそ岩手が誇る二人のメジャーリーガーの対戦が実現するかもしれない。勝手なことを言って申し訳な…

『midnight after dark』in the morning.

昨日(6.5.2019)の「news23」でサカナクションの山口くんが、「冷蔵庫を開けっ放しにした時になる音がダサい」と言っていた。そういう音もデザインしたらいいんでないの、ということだった。 僕らは常に音楽と暮らしているのだなと思ったとともに、ふと気づい…

『グリーンカレーポップコーン』は多分、僕。

今日は妻が出掛けていて居ないため(決して家出ではない)、夕食はひとりでいただいた。ご飯は炊いていってくれたので(感謝)、僕はレトルトのグリーンカレーを温めて皿に移し、テーブルに、ご飯とビールと共に並べる。スプーンもね。 キウイラブ的文章を昨日(6…

I love Kiwi.

本当に好きなモノや好きなコトっていうのは、なぜ自分がそれを好きなのかイマイチ理解できていないことが多い。まあ、そもそも自分という人間を理解できていないわけだから、当たり前といえばそうなのかもしれない。 僕はキウイが好きだ。今日(6.4.2019)セブ…

Blueとブルーのrhythm

昨日と一昨日は、体調のこともあって少し早めに切り上げたために、その分今日はちょっと遅くまで残業。本当は毎日コンスタントに進めていきたいのだけれど、そう上手くはいかないもの。 「ブルーならブルーでそれでよくて」というiriの歌詞が頭から離れない…

ツイッターのアカウント移行。

つい先日、ツイッターのアカウントを移行した。今まで使っていたアカウントは消去。新たに作ったアカウントでは、まだ誰もフォローしていない。まあ、少しずつ増えていくかもしれないけれども、今のところゼロだ。 必要のない情報が増えすぎて、それにあたふ…

天気と音楽。『Ghost Notes』kan sano

天気によって、聴く音楽っていうのは変わってくる。まあ、天気とか関係なくその時の気分なのかもしれないけれど、とにかく晴れて気持ちのいい日には、気持ちの良い音楽を聴きたい。 今日(5.25.2019)はまさにそんな日で、現場に到着すると、さて仕事中何を聴…

髪を切るということ

「すごいですね。羨ましいくらいの毛量で」 仕事帰りに寄った床屋のおじさんは言った。いつものことだけれども、髪を切ってもらっている最中は、本当にお手数おかけして申し訳ないという気持ちでいっぱいになる。梳いても梳いても減らない僕の髪。以前はコン…

すっと身を引ける大人へ。『ニューヨーク眺めのいい部屋売ります』

上原浩治が引退する。彼のストレートはとても理想的だったし、僕も手本にさせていただいていた。若い選手たちの出番を奪うわけにはいかないというのは、二次産物的理由だろうとは思うけれども、それでもその発言にはリスペクト。 歳をとってもなお、意地やプ…

脳のキャパシティ

好きな作家は誰か、と訊かれて(訊かれたとして)パッと何人か頭に浮かぶけれども、その中で誰かひとりと言われたら、僕はポールオースターを選ぶ。ただ、それは何故かと訊かれても、うまく答える自信はない。これは常に、「自分の中の問い」であって、多分死…

奥入瀬渓流から十和田湖へ

「アートネイチャーって十和田のことだったの」と妻は言った。 白糸の滝のドバドバと流れ落ちる水は、てっぺんから真下まで一直線に落ちていて、そのひと雫を上から下へ目で追うのが妙に楽しく、僕はそれを何度も繰り返した。その楽しさを妻はイマイチ理解し…

着想の離想とビュッフェ

ホテルの大浴場でゆっくりと湯船に浸かりながら、今日一日を思い返す。そのとりとめのない記憶の断片の連なりの中に、思わぬ着想のかけらが入り込む。お風呂場というのは、ものを考えるのに適している。 星野リゾート奥入瀬渓流ホテル。夕食のビュッフェで食…

岩手県立美術館『タータン〜伝統と革新のデザイン』とキャッチボール

キャッチボールをしている親子というのは、見ていてもなかなか飽きない。公園の片隅に座り、ぼんやりそんなことを思う。巷では最大10連休とかいうゴールデンウィークの終盤、皆そろそろ休み疲れてくる頃、さてそろそろか、と僕は休みに入る。個人事業主の特…

吉行淳之介『大きい荷物』を読んだら『手帖』にメモを

吉行淳之介の『大きい荷物』声の無駄遣い。記憶と言葉、音楽。窓から差し込む光。クロスではなく塗り壁。サッシには木製ブラインド。席には文庫本が10数冊並んでいる。隣には小さな地球儀。影が丸い。 いつもの席には先客がいて、しかたなく僕は別の席へ座る…

自分のスリッパは自分で守るしかない

今日も無事仕事を終え、ホテルへ戻る。4階405。部屋に内湯がないので、しかたなくエレベーターで1階へ降り、大浴場へ向かう。入口のドアをカラカラと開けると、左手にスリッパ置き場(3段の棚)があり、数組のスリッパがランダムに置かれている。棚には番号が…

自己満と傲慢

「だが」よりも「だけれども」のほうがただ単純に好きなだけであって、だから「だけれども」を使うわけだけれども、これは読む人に何か特別な印象を与えようと思って使っているわけではない。誰しも、好みの文体というものがあると思う。文章というのは、ゼ…

ブログに「日記」を書くべきということが全く伝わらない雑文

ブログに「日記」を書く。それを何故か否定する人もいるけれども、こんなもの書いて、誰が読んで得するのだろうか、なんてことは考える必要はない、と僕は思う。確かに「日記ブログ」は無駄なものかもしれない。でもそうやって、世界は本当に数え切れないほ…

平成と令和の狭間の夫婦のカタチ

『晴耕雨読』。これが僕の理想であって、ということはつまり、雨の降っている今日は働かず本を読まねばならない。でも働かなければ現場は終わらない、となればせめて休憩時間くらい本を読もうか、ということになる。となると、それは普段と変わらないわけで…

マリゾーカフェで夕食を、そして昼食も。

昨日から大船渡(岩手県沿岸部)の現場に来ている。大船渡と言えば、野球に興味のある方ならご存知であろう、大船渡高校の佐々木くん。高校生で、驚異の163キロを計測した(スピードガンの誤作動?)。 彼の通う大船渡高校のすぐ下(校舎は小高い丘の上に建ってい…

偶然の記憶はニューヨーク

一度だけニューヨークへ行ったことがある。それは妻との新婚旅行だったのだけれども、お互い自由奔放な性格だということもあって、別行動も多かった(喧嘩したわけでは全くない)。いわゆる観光名所とかいう場所にも勿論行ったのだけれども、まあどちらかと言…